防犯カメラの改修工事には老朽化やリースアップなどが考えられます。
今は家電製品などと同じように防犯カメラ機器も新規格の機器が販売されています。
旧タイプのCCTV(アナログ)カメラからハイビジョンカメラに移行している時期では有りますが又、別の新規格機器も販売されています。基本的にはアナログ信号をハイビジョン映像にするとイメージして頂いたら良いと思います。
従来のアナログ映像の38万画素と比べると約5倍の200画素の映像となります。ブラウン管テレビからフルハイビジョンに変わったように防犯カメラ映像もフルハイビジョンに移行しています。同じくネットワークカメラも1.3メガピクセルや2メガピクセルとなっています。又、テレビも4K時代になって来るようですが防犯カメラも4Kの機器がすでに販売されています。
通常、防犯カメラ改修工事の場合には故障で無い限り出来るだけ既設機器を流用したいと考えるものです。故障したカメラだけ部分改修が出来れば少しでもコストも削減できるので理想だと思われます。問題は既設機器と新規取替機器の互換性を考えなければいけません。新規格カメラと既設アナログカメラは殆どのカメラメーカーは互換性はあると思いますが異なった新規格と新規格では互換性はありません。恐らくこの様な事は業者が考える事だと思われますが多少は理解した方が良いと思われます。
防犯カメラ改修工事は同軸ケーブルを使用したの改修工事の想定となります。ネットワークカメラの場合にはLANケーブルを使用するので同軸ケーブルを使用する防犯カメラとは基本的には互換性はありませんが防犯カメラメーカーによっては互換性のあるハイブリッドDVR機器を販売しているメーカーがあります。
既設機器の一部や同軸ケーブルを流用出来れば少しはコストダウンできるのですが同軸ケーブルが流用できれば配線工事費なども削減に繋がります。改修工事は機器を部分改修しメンテナンスしながら長く防犯カメラ機器を使用するのが良いと思われます。